親子で料理

子供が朝食を取らなかったり、コンビニ弁当などでご飯を取るなど、日本では「料理・調理」をすることが少なくなってきました。

時代の変化とともに、食事の文化も変わりますが、料理をすることで、脳の活発化も認められる研究もあります。

料理と言っても、

  • なにを作るか考える
  • 買い物をする
  • 食べ物を洗う
  • 皮を剥く
  • 切る
  • 焼く・煮る・蒸す・炙る...
  • 盛り付ける
  • 片付ける

などなど、実は考えることも、することも多いのです。

ご飯を食べるのは、一瞬の出来事かもしれません。
しかし料理が出てくるまでの労力はたいへん。。。

料理をしたいけど、やっぱりコンビニ弁当などで済ませてしまう方もミールキットなら、とても楽に料理をすることができます。

また、子供がいる家庭も一緒に少しでも手伝ってもらうことで、脳の活性化にもつながると言われています!

今回は、料理をすることでの脳への影響と、かんたんな調理ができるミールキットでも効果があるのか、研究から解説していきます。

料理をすることによる脳への影響

2014年の研究によれば、
調理中の全ての被験者において、
左右の大脳半球の前頭連合野、特に概念や戦略的思考を担う背外側前頭前野の活性化が確認されました。

料理も準備から片付けまで様々です。

下の図は、料理中の脳活動の計測結果です。

メニューを考える段階から盛り付けまで、脳の活性化が確認できます。

 

様々な研究結果から,

  • 親子調理中の会話
  • 料理の手順を考え準備する

などにより、子どもの前頭前野機能が鍛えられます。

 

子どもの両手の協調作業を担う脳も、

  • 包丁を使って材料を切る
  • 火加減をする
  • 盛り付ける

などの調理の様々な行為で鍛えられるのではないかと言われています。

 

まとめ〜ミールキットでも脳が活発化するのか〜

様々な研究結果より、
ミールキットも脳の活性化が認められると考えられます。

ミールキットは既に包丁で切ってあったり、
材料を買う手間もないので、脳が楽をしているのではと思ってしまいます。

しかし、ミールキットを買う段階(どのような料理にしようかと悩む状態)で、脳が活発に動いているのです。材料を炒めて、盛り付ける作業もミールキットには必要です。

このような様々な要素から、ミールキットでも脳は活発に動きますし、包丁をあまり使わないので、親子で一緒に料理するにはとても便利です。

 

Oisixのお試しミールキットでは包丁を一部使ったものもありますので、さらに脳の活性化が見込めます。

 

一から献立を考えて、材料を買って料理するのも良いですが、ミールキットなど便利なサービスを利用することでも、とても有意義な食卓作りができるといえます。

是非、これまでミールキットになかなか手を出さなかった方も、購入してみてはいかがでしょうか。
超お得かつ簡単なミールキットを使ってしまうと、その便利さに驚きますよ!

 

参考文献

山下満智子(2014), 脳科学的アプローチによる調理をすることの効果に関する研究,日本調理科学会誌